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ミキシング
キーボード担当とミキシングバランスのアドバイザー
ども。キーボード担当兼ミキシングアドバイザ(とはいっても意見を言っているだけですが)のKAZです。netmuseの楽曲製作で使用している機材の紹介ということで、自宅にある機材を紹介しまーす。
まぁ、netmuseというユニットは、基本的には宅録メインのユニットですんで、入れたい音は入れるということが出来るメリットがあります。(わがままし放題という意見も^^;)
そんなわけで、機材も新旧入り混じってまして、今となっては懐かしい機材もあったりします。、これらの音色が楽曲に入る時もあるかもしれませんね。
■ メインキーボード
でわ、始めに紹介しますは、メインキーボードです。私の十数年の楽器演奏暦のほとんどは、RolandのD-50だったんですが、さすがに、悲しいかな時代の流れにはついていくことが難しくなってきました。で、マスターキーボードを新調しようと思い購入したのがこれ。
YAMAHA MOTIF XS7(上段)
YAMAHA P-90(下段)
もともと、MOTIF-RACK ES を持っているんで、その音源を拡張できればと思い購入。でも音源の出音はESと変わりない感じで、使える音色の種類もESに比べ少なかったのが期待はずれでした。アルペジエーターが強化されてますが、ひとりで演奏するわけじゃないんで、あまり利用価値を見出せてない今日この頃です。とほほ…。 しかし、マスター機能が私の利用したい事、ずばり「まと」を得てましたんで、マスターキーボードとして活躍はしてくれることでしょう。 その下の88鍵は、これもYAMAHAのP-90というデジピです。最上級とはいいませんが、このクラスでは値段の割に鍵盤の質は上物といえますね。しっとりとした曲を弾きたいときには、このくらいの鍵盤の重さは欲しいところです。
■ サブキーボード
次に紹介するのは、いろいろある音源をリモートする為のサブキーボードです。XS7が参入してきたことで、サブになってしまいましたが、元々は、これをメインに利用していました。
Roland XP-30(上段)
YOUNG CHANG PC-88(下段)
実は、XP-30の位置には、D-50が鎮座していましたが、上述の通り世代交代で、XP-30に代わっています。(D-50…。決して見捨てたわけじゃないんだよ。ここまで音楽を続けられたのも君がいてくれたから。君の音色は、いまでも通用する良い音色さ!) コホン! えーと、続きをば…。聞きなれないのは、YANG CHANG PC-88のマスターキーボードでしょうかね、やはり。88鍵盤のデジピですが、ライトタッチ(でもそれほど軽すぎず、キーボードプレイヤーなら違和感なく弾けるくらいの重さ感のある)の鍵盤で弾きやすいですし、当時では、この内蔵のピアノ音源は高域の伸びがよく、ライブとかでは重宝してました。楽器屋の中古セールで購入しましたが、その時の説明ポップには「坂本龍一もツアーで利用している」という言葉にふらっときて購入です。(別に坂本龍一のファンでもなかったのですが^^;) XP-30が、D-50の代わりにここに鎮座することになった理由は後述しますが、このキーボードは元祖軽量キーボードというべきでしょうか。当時は、この小ささと重さ、鍵盤のウェイテッド仕様と音色数の多さで、コストパフォーマンスもばっちしでしたね。
■ その他キーボード
「その他」と書くとキーボードに失礼な感じですが、いまは現役を引退して余生を暮らしているキーボード達です。
左から、Roland D-50、YAMAHA DX7ⅡD、同 KX-5、KORG TRINITY pro。 いずれも名機達で、いまも現役で利用されているユーザも多いと思います。私はもっぱらD-50使いでしたが、DX-7Ⅱは、ご存知FM音源で超有名な機種ですが、この音色作りはしにくかったので、あまり利用しなかったですね。TRINITYは、76鍵盤が欲しい!との思いで購入したものです。宅録では利用しましたが、ライブとかでは利用しませんでしたね。だって、重いんだもの…。あとKX-5。リモートキーボードですが、一度だけライブで利用しました。はい。一度だけ…。キーボーディストは、後方支援で幽霊(照明の加減でですが)のように存在しているのが美学ですな。
■ 音源たち ~ その1 ~
現在、netmuse楽曲のほとんどの音色は、このラックの音源です。ラックでのフラグシップモデルといえます。この音源に拡張ボード入れまくりで、最近は音色作りって何?状態ですね。音色をいっぱい用意してくれているメーカーさんに感謝!
Roland Fantom XR(右上段)
YAMAHA MOTIF-RACK ES(右下段)
KAWAI MAV-8(左上段)
YAMAHA MOTIF RACK(左下段)
XSとあわせるとMOTIF 3世代を持っています。その中でもESは使える音源といえますね。Fantomは元々D-50使いだったんで、Rolandびいきなところもありセレクトしてますが、この音源もベストチョイスだと思います。YAMAHAとは系統の違うピアノや、生楽器シミュレーションは、こちらのほうが好みですね。とりあえずESは持っておいて損はないでしょう。お金に余裕のある人は、拡張ボードの種類が多いFantomがお勧めです。
MOTIFの上にあるユニットは、KAWAI MAV-8 というMIDIパッチベイです。アナログスイッチ式なので視認性が良く、直感的にわかりやすいのが良いですね。シンプルイズベストという感じのMIDIパッチベイです。
■ 音源たち ~ その2 ~
おしくも第一陣としては逃したものの、現役な音源たちです。
Roland XV5050(上段)
KORG TRITON-Rack(中段)
Roland JV2080(下段)
KORGのフラグシップ音源(最近だとM3-Mになるのかな?)TRITON-Rackも人気のある音源だと思います。シンセ系の音色はかなり気持ち良い音がしますね。(宅録では、主張しすぎてしまうのがたまに傷)こちらも音色豊富なので重宝します。 JV2080はスタンダードなオケを作る時には無難に活用できますね。XV5050も同様ですが、SRXシリーズの拡張ボードを利用したくて購入した機種です。今は、Fantom XRがメインになってますが、XRに入りきらなかったボード(利用頻度の少ない)を入れています。 もちろん、JV2080にも拡張ボードは入れてます。サブキーボードの章で XP-30を配置している意味は、XP-30に元々ある3つの拡張音源と追加2つの拡張音源が装着できるからです。
■ 音源たち ~ その3 ~
ここから、徐々になつかしの音源コーナーに入ってきますが、利用方法によっては、まだまだ使える音源たちです。
E-MU PROTEUS 2000(1段目)
KORG N1R(2段目)
KORG M3R(3段目)
KORG M1R(4段目)
Roland D-550(5段目)
で、YAMAHA勢としては、この2機種です。同じFM音源でもTX81Zは素直な音が作れて、DX-7ⅡDよりもこちらのほうが良く使ってましたね。TG500は、ある筋からは駄作というレッテルも貼られていますが、この拡張ボードの「ヒット音」が、ある楽曲にヒット(爆)しまして、それだけに利用していたというものです。…そう考えると駄作なのか? これだけのMIDI機材をMIDIでリモートしないといけませんので、MIDIパッチベイは必需品です。その1でも1台出てきましたので合計4台のパッチでシステム構築しています。 で、YAMAHA勢としては、この2機種です。同じFM音源でもTX81Zは素直な音が作れて、DX-7ⅡDよりもこちらのほうが良く使ってましたね。TG500は、ある筋からは駄作というレッテルも貼られていますが、この拡張ボードの「ヒット音」が、ある楽曲にヒット(爆)しまして、それだけに利用していたというものです。…そう考えると駄作なのか? す。
■ 音源たち ~ その他 ~
おそらく、もう日の目をみることがないであろう音源たちです。でも一応つなげて音は鳴る状態にはしています。
YAMAHA EMP100 / FX500(1段目)
Rolamd M120(2段目)
KAWAI K5000R(3段目)
YAMAHA P50m(4段目左)
Roland SC-55 / SC-88pro(4、5段目右)
YAMAHA FX500(5段目左)
Roland M120(6段目)
Fostex D-160(7段目)
KAWAI K5000Rは、見た目に反して?いつの時代の音色なんだ?と言わんばかりの、とても特徴のある音色満載の音源です。まともな音源を期待していると痛い目にあいます。初心者は絶対に手をつけないようにするのが得策でしょう。というか、こいつの有効な活用方法を誰か教えてください。 ギター用のエフェクタのFX500というのが2つもありますが、実はこのエフェクタかなり使えます。D-50用のエフェクタとして利用していましたが、ストリングスはよりリッチに、ブラスは迫力を倍増させます。このエフェクタがなければ、いままでD-50を使い続けてはこなかったと思います。(実際には、D-50とM3RをレイヤーしてFX500で音をまとめてました)D-50ユーザは、FX500の中古を見つけたら是非試してみて欲しいですね。 FostexのD-160は、Nuendo利用する前まではこれでレコしてました。HDDレコーダーですが、やはりPCの操作性には負けますね。
■ ミキサーたち
これら機材の音をまとめるミキサーは、複数のミキサーで分散させ1つにまとめています。
MACKIE CFX-20(上段)
Fostex VM200(中段)
MACKIE 1642VLZ(下段)
EDIROL M-16 DX
最終的にはCFX-20に集中させ、そこから、PC(FIREFACE 400)へインプットしています。 おわかりかと思いますが、ミキサーの経由が多くなると音質劣化が起こりますので、なるべくメインに利用する音源は、経由をしないようにしています。48chくらいの卓が欲しいですが、そんなもの家に置くほどの余裕はありません(場所もお金も)安くて、軽くて、小さい48chミキサーって出ないですかね。あっ、 Behringer EURORACK UB1202も使ってました。
■ その他
なぜか、ギターやベースもあるんで、一応載せておきます。
YAMAHA MB-Ⅲ
Fender ZO-3
KORG AX1000G
ZOOM 9050
BOSS VF-1
BOSS GE-21
キーボーディストのお遊びのギター&ベース&エフェクタです。無性にギターが弾きたくなるときってありませんか?きつめのディストーションかけて「ぎゅいーん」ってギターヒーローになりきりますが、ふと我に返り痛感します。ギターはギタリストに任せるべきだな…と。
もし、キーボーディストでnetmuseの楽曲を聴いてもらえた人がいるなら、この音色は、この機種のこのプリセット音だな?!って探してみるのも面白いかもしれませんね。いろんな方向からnetmuseの曲を楽しんでもらえたらうれしいです。
でわ、またどこかでお会いできれば!Bye bye!!
KAZ